クラフトビールで神奈川県伊勢原市 ”大山の麓の鳥獣被害に遭う農家を応援 【\神奈川応援エール/番外編】「青みかんセッションIPA」影の主役はオーツ麦!

 

みなさん  こんにちは☆彡

今日は醸造中の「青みかんセッションIPA」に使われている『麦』のお話を少しさせていただきます。

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ビールの原量となる麦の代表(基本)は〈大麦〉なのですが、ビールの種類によっては小麦ライ麦、、それに ”そば” なども使われることがあります。

 

 

麦はそのままビールづくりに使われるのではなく、麦粒を水に浸して発芽させ、その後乾燥させた〈麦芽〉という状態にしたものを使用します。

今回ビールづくりには数種類の麦を使っていますが、その中の1種類に『オーツ麦』を使っているのが特徴です。

 

 

オーツ麦を食べたことがない(;’∀’) …という方も「オートミール」や「グラノーラ」ならばご存じかもしれませんね!

 

穀物の中でも、ビタミンB2・鉄・マグネシウムが豊富に含まれていて、“栄養価に優れた食品”といわれていて、血糖値の急激な上昇を抑えてくれるGI値の低い食品という点も大きな魅力です!

 

 

フレッシュで健康的なイメージの『摘果(早摘み)した青みかん』を助成する原料として…今回は〈オーツ麦〉を大抜擢させていただきました!

 

 

クラフトビール人気となってから、ホップが注目されるようになってきましたが、お手元に届いた『青みかんセッションIPA』を飲むときは〈オーツ麦〉のことも思い出していただけると嬉しいです!

 

クラフトビールで神奈川県伊勢原市 ”大山の麓の鳥獣被害に遭う農家を応援 【\神奈川応援エール/その4】 伊勢原 青みかんセッションIPAを試飲してきました!

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目標金額の90%を達成することができました!

本当にありがとうございます。 <(_ _)>   …そして、「青みかんセッションIPA」を試飲してきました。  …イメージ写真は、「青みかんセッションIPA」をタップにつないで注いだ、最初の1杯です。

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ファースト・レビュー ~味の雰囲気や世界観~

※写真は青みかんを絞った100%濃厚果汁です。

 

今回のビールづくりでは、皆さまに〈青みかん〉の“香り”と“味”を感じていただくことを第一に考えました。  国内のフルーツ系エールは、モルトやホップが全面に醸されてしまっていて、飲んだ瞬間に〈果物の風味〉を感じにくい商品が多いように思われます。

…夏のはじまりに収穫した〈青みかん〉は、成熟したミカンとくらべて柑橘感が弾け、青々とした厚い皮からは若々しい苦みが強烈にダンクしてくる新感覚の味わいでした。

そのすべてをビールの旨さに醸し出せるように、オーツ麦を使ったヘイジースタイルで、且つ ホップについては 米国産ウォーリアーホップで木々の香りを込めながら、仏産4/8という新しいホップで青みかん香を後押しするブレンドにより、従来のスタイルとは一味違ったスタイルのIPAに仕上げています。

「セッション」という、とてもライトな飲み口の新感覚ビールに仕上げていますので、〈青みかん〉を感じていただきながらお楽しみください。

 

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フランスでは、農作業の合間に『セッション』を飲んで一息つく週間があるそうです。

今回の醸造はフランス人オーナー&ブリューマスターのダビドさんのブリュワリー〈 イグドラジルブルーイング/Yggdrasil Brewing(@平塚) 〉でビールづくりをしていただきましたので、フランスのビール習慣 × 農作物を使ったビール  の世界観をオマージュして伊勢原の青みかんセッションIPAをデザインしていただきました!

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来週は、武藤さん・リチャードさん・松原の 3人でボトル詰めの手伝いに行ってまいります!

 

残り、、目標までもう少しです。

目標達成まで、頑張ります(`・ω・´)ゞ。。

何卒、引き続き応援をよろしくお願いいたします。

 

クラフトビールで神奈川県伊勢原市 ”大山の麓の鳥獣被害に遭う農家を応援【\神奈川応援エール/その3】ビール仕込み中にトラブル発生!

\神奈川応援エール / 仕込み中にトラブル発生 (;’∀’)

 

 

 

 

ビールづくり道 / その4〈つづき〉

追いミカン

 

いよいよ \青みかんセッションIPA / の仕込みも大詰めです。

今回目標にした「摘果みかんのさわやかな酸味を活かし、青みかんの皮(ピール)で大山の麓の香りを感じていただける『セッションIPA』に仕上げるため、香りや麦汁の色をたよりに摘果みかんジュースを追加していきます。

 

 

 

 

その都度、追加していくみかん〈追いミカン〉の皮むきを行いながら、ジューサーでサファイヤ色の「みかんジュース」をつくっていきます。

 

 

 

 

そして、肉厚で香りを多く含んだ皮(ピール)だけも漬け込み用に準備!!

 

 

 

 

前回の『Graft』でご紹介したマッシング・タンク(麦汁をつくるため最初にモルトを煮仏するタンク…熱&暑かったです…(;’∀’))から、再煮沸&ろ過・抽出するためのロータリング用のタンクへと麦汁をパイプラインで移動させていきます。

 

 

 

 

 

 

マッシングタンクから出てくる麦汁は、麦芽の色が煮出された濃いブラウン色。 次のロータリングで、いよいよIPAの命ともいえるホップと〈青みかんジュース〉を投入します。

 

 

 

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今回投入したホップにご興味のある方は、前回投稿した「クラウドファンディング / 掲載記事」を是非!ご覧ください☆彡

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ビールづくり道 / その5

ろ過・抽出‥そしてトラブル発生!? Σ(゚Д゚;≡ ;゚д゚)

 

 

 

早朝からスタートした『青みかんセッションIPA』の仕込み作業もロータリングタンクで麦汁を煮沸し終わる頃には16時を過ぎていました。

 

 

 

本日の仕込みも、ロータリータンクで煮沸し、温度を落ち着かせたビールJr.(「ジュニア」は自称‥/まだアルコールが上がってない状態です)をパイプラインを使って、貯蔵タンクへと移動させていきます。

 

 

 

↑上の写真を見ていただくとわかる通り、ホップと青みかんジュースを投入したビールJr.はマっシングタンクから出てきた時の色からだいぶ和らいだ色合いに変化していました。

この状態で、ろ過・抽出をおこなっていきますが、。(;’∀’) (;’∀’)

ここでトラブルが発生してしまいました   Σ(゚Д゚;≡ ;゚д゚)

 

 

 

パイプラインのろ過機が青みかんの粕で目詰まりしてしまい、、貯蔵タンクへスムーズに移動せず、この目詰まりが偶然にも‥  ”ろ過する仕事”をしてしまい、私達が思ったビールの色合いで貯蔵タンクに移動してくれません。(;’∀’)

 

ビールづくり道 / その6

リカバリー

 

最初は、原因がわからず、、慌てましたが、何とかYoheiさんの機転の利いたリカバリーで無事にパイプラインが正常にもどりました!!

 

 

さあ、もう少しで仕込み作業が完了です!!

 

クラフトビールで神奈川県伊勢原市 ”大山の麓の鳥獣被害に遭う農家を応援【\神奈川応援エール/その1】

鳥獣被害をみんなで乗り越えるために!  \ 神奈川 応援エール / 

 

Before Dawnプロジェクトの神奈川応援ビール
Before Dawnプロジェクト \ 神奈川応援ビール /

 

 

神奈川県伊勢原市、大山(おおやま)の麓に育つ果物をねらった鳥獣被害が地元で大きな問題となっています。 私たちはその果物を使ったクラフトビールを製造・販売することで、被害にあわれている農家の方々と地元が助けあうモノづくり・コトづくりを目指しています!

~ コロナ苦境の飲食店と酒販店の新たな取り組み ~

 

現在、コロナ禍で神奈川県の酒類販売に関わる飲食店や酒販店、流通卸業を営む仲間が営業・販売を自粛する中、各社・各店がロス・廃棄在庫をかかえて苦しんでいます。同時に、酒類販売・酒類提供に関わる事業者のイメージが中長期にわたって悪く刻みこまれてしまうのではないかと皆で悩んでいるところです。

 

クラフトビールもコロナ被害を受けています。
クラフトビール コロナ被害

 

 

そこで、飲食に関わる事業者がよいイメージを取り戻す活動になることを祈って、Living Bar JINSEI (横浜市中区日ノ出町)とBar&Studio Before Dawn(横浜市中区黄金町)のオーナー 武藤 浩さんが発起人となり、自分たちの力で夜明けを手繰り寄せよう!という気持ちをこめて「Before Dawn(ビフォア・ドーン、日の出前/間もなく夜明け)」という活動をはじめました!

 

~ 伊勢原市 大山の麓に広がる「くだもの農家の鳥獣被害」に出会う ~

 

Before Dawn の活動をする中で、神奈川県の方から『地元、神奈川県 伊勢原市の鳥獣被害』について紹介をいただきました。

…神奈川県伊勢原市、丹沢大山の麓一帯では”農家の高齢化”による「果物の収穫作業」に課題を抱えておられます。  収穫作業に時間がかかってしまうことで、野生の熊や猿、猪が山奥から農地に残る果実を求めてやって来て、毎年多くの被害が出ています。

この「課題」を何とか自分たちの経験と、手足を動かすことで解決できる方法はないだろうか!? …と考え、たどり着いた答えが自分たちが日ごろ最も親しんでいる「クラフトビール」だったのです。

 

伊勢原市農家の鳥獣被害が多発しています。
伊勢原市農家の鳥獣被害が多発しています。

 

 

~ 鳥獣被害にあっている〈くだもの農家〉を助けるクラフトビールづくりが始動! ~

 

伊勢原市一帯の農家では高齢化が進み、果実の収穫作業に時間がかかったり、積み残しが大量に出てしまっています。

年間を通して、みかん・かき・栗… といった果物が市場に出荷されずに「ロス食材」となっています。 そして、積み残された果物が原因で鳥獣による土地や作物、さらに人への被害が年々深刻になっています。

 

神奈川県伊勢原のくだものの鳥獣被害
神奈川県伊勢原の鳥獣被害_神奈川県より提供

 

 

この問題に取り組むため、神奈川県の鳥獣被害対策支援センターの皆さんや伊勢原市の農業振興課の皆さん、地元の農協の方々から助言をいただいたり、農家をご紹介いただきながら解決の糸口を考えた結果、私たちが収穫の一部をお手伝いしたり、積み残された果実を副材料として伊勢原オリジナルのクラフトビールづくりをすることになりました!

 

 

~ 摘果みかん(青みかん)の回収をお手伝い  ~

2021年 8月

神奈川県は7月後半から天候が不安定な日がつづいていましたが、みかん農家の黒石さんをはじめ、県や市、JA湘南の方々にご協力いただきなんとかみかんを回収することができました。

 

クラフトビールに使う摘果みかんの収穫作業をお手伝い
摘果みかんの収穫作業をお手伝いしました。

 

 

そして、今回のは回収した摘果みかんを使った『青みかんを使ったセッションIPA(アイ・ピー・エー)』を \\ 神奈川 応援エール //として製造することになり、併せてクラウドファンディングへのチャレンジも開始することにしました!

 

神奈川県伊勢原市、鳥獣被害と戦う農家をクラフトビールで支援します。
神奈川県伊勢原市、鳥獣被害と戦う農家をクラフトビールで支援します。

 

このお手伝い後、収穫した摘果みかんをブリュワリーへ運搬し、ビールの仕込みに入ります!

仕込み後、1カ月後の『青みかんを使ったセッションIPA(アイ・ピー・エー)』の完成までをこの『craft』ブログでご紹介していきますので楽しみにしていてください。