鳥獣被害をみんなで乗り越えるために! \ 神奈川 応援エール /
Before Dawnプロジェクト \ 神奈川応援ビール /
神奈川県伊勢原市、大山(おおやま)の麓に育つ果物をねらった鳥獣被害が地元で大きな問題となっています。 私たちはその果物を使ったクラフトビールを製造・販売することで、被害にあわれている農家の方々と地元が助けあうモノづくり・コトづくりを目指しています!
~ コロナ苦境の飲食店と酒販店の新たな取り組み ~
現在、コロナ禍で神奈川県の酒類販売に関わる飲食店や酒販店、流通卸業を営む仲間が営業・販売を自粛する中、各社・各店がロス・廃棄在庫をかかえて苦しんでいます。同時に、酒類販売・酒類提供に関わる事業者のイメージが中長期にわたって悪く刻みこまれてしまうのではないかと皆で悩んでいるところです。
クラフトビール コロナ被害
そこで、飲食に関わる事業者がよいイメージを取り戻す活動になることを祈って、 Living Bar JINSEI (横浜市中区日ノ出町)とBar&Studio Before Dawn(横浜市中区黄金町)のオーナー 武藤 浩さんが発起人となり、自分たちの力で夜明けを手繰り寄せよう!という気持ちをこめて「Before Dawn (ビフォア・ドーン、日の出前/間もなく夜明け)」という活動をはじめました!
~ 伊勢原市 大山の麓に広がる「くだもの農家の鳥獣被害」に出会う ~
Before Dawn の活動をする中で、神奈川県の方から『地元、神奈川県 伊勢原市の鳥獣被害』について紹介をいただきました。
…神奈川県伊勢原市、丹沢大山の麓一帯では”農家の高齢化”による「果物の収穫作業」に課題を抱えておられます。 収穫作業に時間がかかってしまうことで、野生の熊や猿、猪が山奥から農地に残る果実を求めてやって来て、毎年多くの被害が出ています。
この「課題」を何とか自分たちの経験と、手足を動かすことで解決できる方法はないだろうか!? …と考え、たどり着いた答えが自分たちが日ごろ最も親しんでいる「クラフトビール」だったのです。
伊勢原市農家の鳥獣被害が多発しています。
~ 鳥獣被害にあっている〈くだもの農家〉を助けるクラフトビールづくりが始動! ~
伊勢原市一帯の農家では高齢化が進み、果実の収穫作業に時間がかかったり、積み残しが大量に出てしまっています。
年間を通して、みかん・かき・栗… といった果物が市場に出荷されずに「ロス食材」となっています。 そして、積み残された果物が原因で鳥獣による土地や作物、さらに人への被害が年々深刻になっています。
神奈川県伊勢原の鳥獣被害_神奈川県より提供
この問題に取り組むため、神奈川県の鳥獣被害対策支援センターの皆さんや伊勢原市の農業振興課の皆さん、地元の農協の方々から助言をいただいたり、農家をご紹介いただきながら解決の糸口を考えた結果、私たちが収穫の一部をお手伝いしたり、積み残された果実を副材料として伊勢原オリジナルのクラフトビールづくりをすることになりました!
~ 摘果みかん(青みかん)の回収をお手伝い ~
2021年 8月
神奈川県は7月後半から天候が不安定な日がつづいていましたが、みかん農家の黒石さんをはじめ、県や市、JA湘南の方々にご協力いただきなんとかみかんを回収することができました。
摘果みかんの収穫作業をお手伝いしました。
そして、今回のは回収した摘果みかんを使った『青みかんを使ったセッションIPA(アイ・ピー・エー)』を \\ 神奈川 応援エール // として製造することになり、併せてクラウドファンディングへのチャレンジも開始することにしました!
神奈川県伊勢原市、鳥獣被害と戦う農家をクラフトビールで支援します。
このお手伝い後、収穫した摘果みかんをブリュワリーへ運搬し、ビールの仕込みに入ります!
仕込み後、1カ月後の『青みかんを使ったセッションIPA(アイ・ピー・エー)』の完成までをこの『craft』ブログでご紹介していきますので楽しみにしていてください。